一口メモ   白山や白山麓の関する情報を掲載しています。

【白山】
・白山は、
  717年に越前の僧「泰澄大師」が開山したと伝えられています。
  信仰の山で、山頂へ登拝する禅定道が越前・美濃・加賀から開かれました。
  富士山、立山とともに日本三大名山と呼ばれています。
  九頭竜川、長良川、庄川、手取川の源流域として、280万人以上の人々がその水の恵を受けています。
  「花の白山」と呼ばれ高山植物が豊富です。
  ハクサンの名を持つ高山植物は約20種類。
  ブナなどの原生林は、多くの生き物を支える、まさに命の源です。
  そして山麓地域には、その歴史と文化を伝える人々が生活する、貴重な地域です。

  2017年(平成29年):「白山開山1300年記念」

・白山国立公園の特徴
  主峰の御前峰(2702m)を中心に東西20km、南北40km。
  福井・岐阜・富山・石川の4県にまたがる4県6市1村、49,900haの山岳自然公園。

  1955年(昭和30年):「国定公園に指定」
  1962年(昭和37年):「国立公園に昇格」
  2012年(平成24年):「国立公園制定50周年記念」

【白山文化】
・万葉集で白山が詠まれている歌。

  み雪降る 越の大山 行き過ぎて いづれの日にか 我が里を見む(万葉集 12−3153 作者未詳)

  栲衾たくぶすま 白山風しらやまかぜの 寝ねなへども 子ろがおそきの あろこそ良えしも(万葉集 14−3509 作者未詳)


・古今和歌集で白山が詠まれている歌。

  383 よそにのみ 恋ひや渡らむ 白山の 雪見るべくも あらぬ我が身は

  414 消えはつる 時しなければ 越路なる 白山 の名は 雪にぞありける

  979 君をのみ 思ひこしぢの 白山は いつかは雪の 消ゆる時ある

  980 思ひやる 越の白山 知らねども ひと夜も夢に 越えぬ夜ぞなき

 1003 呉竹の 世よのふること なかりせば いかほの沼の いかにして 思ふ心を のばへまし
      あはれむかしべ ありきてふ 人麿こそは うれしけれ 身はしもながら 言の葉を あまつ空まで
      聞こえあげ 末の世までの あととなし 今もおほせの くだれるは 塵につげとや 塵の身に
      つもれることを とはるらむ これを思へば けだものの 雲に吠えけむ 心地して ちぢのなさけも
      思ほえず ひとつ心ぞ ほこらしき かくはあれども 照る光 近きまもりの 身なりしを 誰かは秋の
      くる方に あざむきいでて み垣より とのへもる身の み垣もり をさをさしくも 思ほえず
      ここのかさねの 中にては 嵐の風も 聞かざりき 今は野山し 近ければ 春は霞に たなびかれ
      夏は空蝉 鳴きくらし 秋は時雨に 袖をかし 冬は霜にぞ せめらるる かかるわびしき
      身ながらに つもれる年を しるせれば いつつのむつに なりにけり これにそはれる わたくしの
      老いの数さへ やよければ 身はいやしくて 年たかき ことの苦しさ 隠しつつ 長柄の橋の
      ながらへて 難波の浦に たつ浪の 浪のしわにや おぼほれむ さすがに命 惜しければ
      越の国なる 白山の かしらは白く なりぬとも 音羽の滝の 音に聞く 老いず死なずの 薬もが
      君が八千代を 若えつつ見む

訳文についてはここでは掲載しません。調べてくださいね。


・白山之記
【白山之記】とは、平安末期に成立したといわれる白山宮最古の縁起で、国の重要文化財に指定されています。
全国に3000余社の白山神社が広がる、白山信仰の成立過程や性格を知る基本資料として、曹洞宗の開祖、道元を始め、多くの人々に書写されてきました。


【特定非営利活動法人 環白山保護利用管理協会事務局】
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