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白山国立公園は、富山、石川、福井、岐阜県にまたがる、47,770ヘクタールの面積を有し、特別保護地区の広さは、全国28ヵ所の国立公園では5番目の広さであり、総面積の割合では4番目となります。また国立公園で面積の100%が特別地区のところは白山と南アルプス、知床の3ヵ所となっています。それだけに白山は全国の国立公園の中でも自然度の高い地域といえます。また、富士山、立山と並んで日本三名山の一つに数えられる、山岳自然公園です。
「白山」では古くから加賀・越前・美濃を拠点とする禅定道が開かれ、文化的な遺産を残しつつ豊かな自然を育んでいます。山頂部は御前(ごぜんが)峰(みね)(2,702m)、大汝(おおなんじ)峰(みね)(2,684m)、剣ヶ峰(けんがみね)(2,677m)からなり360度の眺望と、火山特有の景観を楽しめます。冬季は山稜に多くの積雪をもたらし、豊かな植生を育んでいます。西日本最大級といわれるブナの原生林と、そこに生息する動物たち、亜高山帯から、高山帯へと移り変わる植生の変化は大変貴重なものであり、ユネスコの生物圏保存地域に指定されています。 |
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山頂お池めぐり |
黒ボコ岩 |
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ご来光と雲海 |
天池四塚山 |
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お花松原の紅葉 |
エコーラインからの別山 |
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